本質的に人間は役割化から解放されたがっている 役割化=我慢だから
 つまり進んで行うようなナチュラルな行為ではない
しかし役割化をやめれば人類の存続はありえない





何かが破綻しているよな





役割化という我慢をしてまで守っている人類の安定・繁栄は、 一体何のためだ 我慢してまで続けたいこととは何だろう
人間の本質が知りたい 俺は真実を握りしめたい





難しい話題ですねえ





人類の安定と繁栄こそが目的じゃないか
それ以上でもそれ以下でもないだろ





それならもっと進んで行えるような 設計になってるんじゃないのか人間は
しかし安定と繁栄は役割化という我慢あってこそだ 
本能でなく理屈で成立させてる
そこが引っかかるんだよ





振り返り学習とか真面目だな





いや俺も引っかかるよ 何かがおかしい





・・・





実は俺もずっと考えていたんだ





まず人間の流れというものを復習しようじゃないか
人間や動物ってのは肉体的な機能・システムで自然に役割が決まって、 それに沿って発展していく・・・わけだな。





そうだ





そこで質問だ 今、結婚・出産率が落ち込んでるがそれは何故だ





そらお前女に人権与えたからでしょ笑





出だしから飛んでるねえ





逆に清々しいよ





まあ冗談はさておいて





いや冗談じゃない





いや冗談ですけど・・・





そうでなくて今使われてる人権って言葉はいわば役割化からの解放という意味合いなんだ
つまり役割化が結婚・出産を後押してたってことでさ





ああ性別役割が薄れてきたからってことね





そうそう。発展する中で人類は役割化を否定するようになった





発展か





そう発展がカギだ。
例えば人権という概念が役割化の解放に大きくものを言ったんだろうと
人権の誕生前後で、ただ生きる、からどう生きるか、という風に人類の意識が変わっているわけだ。
つまり役割化を絶対から相対に捉えるようになった。この目的とこの役割は釣り合うのかと
そしてどう生きるか、の中には役割に縛られず自由に生きたい、というものが当然含まれてる。





なるほど





そして役割化から解放されてみんな自分のやりたいことをやり始めた
そん中では結婚も出生も邪魔になるというか、負担にしかならないという人も増えたんだろうか





あるねそれも





じゃあ昔の結婚・出生率が高かった理由はそれか





もちろん他にもあるだろう 娯楽がなかったから 避妊があまりされなかったからとか・・・





小さな共同体の存続=出生がカギってのもある。それはただの頭数としても働き手としても。
出生がなければ共同体は滅びるのだから。だから皆焦るし勤しむ。
または強制的にでもつがいを作った。





今は違う?





もう小さな共同体はほとんどなくなったろうし、 広い共同体ではすぐに出生数の影響を受けないから出生を焦らない。
流通も進歩してるから飢える心配もない 焦らない急がない、がそのまま 結婚出生数の低下につながってるんじゃないか 





それでみんな出産子育てが負担になってるから誰かが子供作ってくれるだろうと人任せになってる





今話してて確信したけど 結婚とか出生ってのは人間の普遍的な目的ではないってことが分るよね





何で





だからかつて結婚出生してたのは、条件があったからでしょ
つまり条件があわなければ結婚も出生もしないと
じゃあ人間の本質的な、普遍的な目的、本能として 子孫を残すことは適当ではないという結論だ





えーでも よく人間の本能や目的は自らの遺伝子を残すために子孫を繁栄させる といわれてるけど・・・





でも子供を作らない人間が増えてる





じゃああれ嘘かよ





今のところ家庭や子供を作るより自己実現、自分のやりたいことを人々は優先しているということだが





じゃあつまり子孫を残すより自己実現のが上ってことか





今はそうだ
しかし自分の個性=遺伝子を残したいという意味合いでは 子孫を残すことも自己実現も同じことだが





・・・待てよ 遺伝子か





?





どうした





子孫を残すことも自己実現も共通するのは遺伝子の発現ということだが すると遺伝子を振りまくこと自体が目的なのか 





おお




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