活動家には二ついて、穏健なタイプと恨みつらみを焚きつけるタイプ。 現代に多いのは後者の方。前者は大きな動きにならないし、注目もされないから。 大きな動きにしたくて、かつ注目されたいタイプは後者になるしかない。 もちろんそういうヤツは根っこにあるプライドの高さ、ケンカしたい欲求、他罰思考を備えているワケだが。 問題は恨みつらみだけを叩き込まれた人間は社会を一方的に憎悪する以外になくなり、それが悪化して 何か事件を起こしたりしても、焚きつけた連中は誰も責任を取ってくれませんよということ。大体「社会が悪いから」つって逃げるから。 そこが無責任だし、嫌なところだな。まあ今はそんなのばっかりだけど。

アメリカンヒストリー�]という映画があるけど、映画のとこで書いた通り黒人差別に限定した作品じゃないんだよな。 若いやつ、影響受けやすいやつ少年が、たった一理でもって恨みつらみを焚きつける連中にそそのかされ どんどんと一理を妄信し、穴は全部埋めなければならないと社会性を失っていく。 そして犯罪、事件を起こし、家族を失い、彼に残ったものとは・・・。いい映画だ。 上手いのは、ともかく彼の親が黒人にひどい目に遭った、という前提があること。 そこからどんどんと白人至上主義に走り、黒人憎悪に至るという流れだが まさしく今、何かのジャンルや属性にひどい目にあい、そこを狙う活動家によって憎しみだけを補強され 社会性を失ったかのように攻撃的な運動を繰り返し、不幸へ突き進む人間のなんと多いことか。

恨みつらみ、憎悪を焚きつけて運動へ誘う活動家を信じちゃダメなんだ。責任とってくれんし。 運動も思想展開も、ゴールはない。常に刻苦して悩まなきゃ。 ここがゴールで、だから苦しまなくてもいい、あなたは悪くない・・・なんて甘言は宗教ですから。 宗教にはまり込んで自分は悪くない、正義だ、だから悪を倒さないといけない、という 信者が今の政治を形作ってしまっているんだな。そして大衆が離れていく、よくない。


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