戻る
受信料返せ
忍たま乱太郎
芝山努 1993年〜2012年忍たま乱太郎
![]()
小学生の頃7時前にやってるのをよく見てたな。水泳やってたから帰ってきたらちょうどそのくらいの時間だった。 OPはYa-Ya-yahでEDは世界がひとつになるまで、風の頃だから第三世代ってことになるのか。 タイトルコールが隕石落ちてくるやつとセルの頃の扇子ビラビラさせるのが混在していたから再放送も多かったんだな。ギャグものとして楽しんでたよ。
![]()
で2007年の15周年記念ドクタケ温泉スペシャルが結構再放送してて3回は見たな。おそらくそれが最後らへんの記憶だな、そこから見てない。でしばらく何の気なしに見たらフルハイビジョン製作になってた。で気が付いたらクソつまんなくなってた。
よく思い出補正だとか懐古主義だとか脳死状態で連呼するやつがいるんだが、物事にフラットはないんでね、あと自分がそうだから相手もそうだろうと思うのか、何にせよ規制の強さ、ネタ切れ、国民的ということで過激なこと出来ない状況、という国民的アニメ(になってしまった作品)にありがちな末路を遂げた。 それを簡単に比較、理解できてしまうのが20年スペシャルアニメ 忍術学園と謎の女のDVDな。 映像特典扱いで15周年のドクタケ温泉スペシャルがついてて、面白さが雲泥の差なんだよ。 久しぶりに興味出た頃があって、でDVD安かったから買ってさ、非ハイビジョンとハイビジョンとで、全然絵柄とか 感じが違っているのは当然なんだが、まだスラップスティックメインで売っていこうぜという気合が残ってるドクタケ温泉と比べて、20周年のはもう露骨にキャラクターで売ろうという商売が見える。今にしては珍しいんだろうがくのいちたちの萌えアニメのよーな媚びたシーンがあるんだが、これは従来のフィーリングではありえなかったイメージだ。でキャラクター同士のかけあいもぎこちないし・・・年取ったし。笑 スラップスティックも全然笑えんしね。 ちびまる子でもなんでも、国民的アニメになるってのは、それまでがスゲー個性で面白かったということなんだが、 国民的アニメとなってはスタッフの世代交代が進んで味付けが変わったってことなのか、やはり規制だというのか、それとも同じスタッフの感性が変わったというのか。
少なくとも一部の層向けの先輩キャラ大量投入という現状を見ると、ネタ切れでテコ入れは間違いない。 それも20周年前後辺りからスタートしてるんで、20周年のぎこちなさは過渡期だということなのか。
つまり15周年は国民的になる前・・・ネタが尽きる前の面白さ、20周年はテコ入れ前の過渡期だということか。 調べたら監督だった芝山努が2012年で降板してるからその影響大だろうな。 ネタが切れて過激なことができなくなったら後はキャラクターで売っていくしかない。どんな作品もそう。 そういう意味では忍たまも正当な路線を歩んでいると言える。面白いかどうかと言えば別の話だが。 で、テコ入れで男キャラが増殖し、もう典型的な腐女子アニメへ。かつての忍者珍道中の姿も影もなく、どこか空しい。第一シリーズからして月一登場レベルのくのいちの存在感も三か月に一回(半年に一回は言い過ぎか)程度。(なんだこいつら・・・)
タガの外れた各メディア・業界
あのな、ともかく忍たまに対しては一言だよ。狭いターゲットに絞った商売するのはいいけどNHKでやるな。 国民の受信料をなんだと思ってる、それだな。
昔だってNHKアニメあったけど、たいてい男女同数でそろっているというか、NHKアニメ特有の過激さのないフラットさというか、辛気臭さ(イモ臭さ)があって、民放と差別化できてた印象がある。まあカードキャプターさくらとかコレクターアイは行き過ぎてたんだろうが、それでも作品が一年そこらで終わったし、男女みんなそれなりに楽しめるんで。 しかしここ10年ぐらいのNHK・・・忍たまはひどすぎるぜ。終わるか再放送しろっての。NHKで流すレベルに達してない。 こういいながらも、俺は今の時代、もうあらゆるメディアのタカが外れていることを知っている。 なので所詮NHK、ということだよ。虎に翼とか女向けポルノを国民の受信料使ってやる時代で、それを誇っているんだからNHKは女の力が強いということだ。それは既存の男メディアとの抵抗ということかもしれんが、国民の受信料使ってる時点で明確な悪なんだ。民放で企画立ててやれっての。
NHKは他にもチコちゃんだのよく知らんタレントとか学者とか使ってクソみたいなバラエティやったりしてもうなりふり構ってられないってのは分かるけどな。思想展開の場だから。タカ外れてる。 民放のドラマもそうで、リーガルハイ辺りから論破系ドラマが流行って、そこからスカッとジャパン、挙句ミステリーという勿れ、だっけ、どんどん人間の悪い部分をピンポイントで喜ばせる番組ばかり。 深夜アニメにしてもなろうとかさ、もう行くとこまで行ったって感じだ。 タカが外れてなりふり構わない状況で腐女子向けアニメとなった忍たま。挙句笑いのセンスもネタ切れ、笑いの変化というで全く笑えもしないアニメへ。ああ、笑いすらも一部の層向けの「あのキャラクターがこんなことしてるー」みたいなキャラ売りのための餌になったというわけだ。
明確になった輝き
落ちぶれたからこそ、全盛期の輝きが逆に浮かび上がっているというもの。 それはどんな長寿作品、国民的アニメでもそうだ。 大体10年が限界なんだよ。早いと5年とか。長いとサザエさんみたいに・・・30年40年? だから、国民的になるまでが面白いんだっていうな。意識としては国民的になれるスペックあるけど まだそうじゃないってことが。国民的になったら書いたように規制強くなるしね、で国民的になるってことは ある程度時間経ってるからネタも切れるし・・・。
ともかく忍たまの第一シリーズのDVD買ったけど、もうやり尽くしてるんだよな大体。 つまり濃密・やりたい放題・楽しい。(今ではできないシーン。色々危ない!)(ギャギャ) 第一シリーズだけ30分アニメで二話構成だからより濃密に感じるんだろうが、 駄目忍者ぶりに先生たちの個性、クラスメート、暴れくのいち、八宝菜という敵、先輩、漁船、戦・・・とか。 エッセンスは全部入ってる。![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
ただ忍たま、先生、くのいち以外のキャラクターの掘り下げはあんまり行われてないので それは以降にって感じだ。特にクラスメートはまだ個性づいてない。なめくじくんと委員長ぐらいだ。
でメイン3人の笑い、友情・喧嘩・活劇とか、以降の慣れ・ダレでなくそれなりに真剣だから新鮮ではある。
![]()
最初の一年だから試行錯誤もあるんだろうが、話のフォーマットがまだ定まってなくて本編後の補習があったりだとか、 作画スタッフや演出によって二話構成なのに全然タッチが変わっていたりと、あり方がフレッシュだよ。 作画もばらけてていい。フツーの時、ダメな時もあったり、すごく動くときがあったり。
![]()
![]()
![]()
今みたいに作画崩壊だとか騒がれてともかく均一統一が求められた 時代ではありえないムードだ。特に14話「神様のお告げ」で名をあげた藤森雅也がドッカンドッカン動かしてて気持ちいい。
![]()
なので忍たまの高作画な活劇見たいのなら96年の劇場版。くのいち見たいなら第一シリーズ14話「神様のお告げ」見ればいいんだというか。 まあ藤森も忍たまOPやる頃にはすっかりくどくなってたけどな。ハイビジョン作成になったころには全体クドかったけど。 まあ昔は朴訥なんだよ。なんでもそうだ。 で、くのいちね。元々男の子メインの世界での、さらに特別な世界として「くのいち」ってのがあるから、どうしても実数が少ないし 必然的に出番も少ない。だがその分個性抜群で、服のカラーもピンクでド派手。超アニメ的という感じだ。![]()
![]()
それでも第一シリーズでは月に一、二回は出てるぐらいに活躍していたんだけど、以降は10分アニメだから一話完結になって、 さらに男キャラの増加により、登場頻度が三か月に一回あるかないかぐらいに押されている。 しかしながら、そういう「ホモアニメ」になりつつある状況だからこそ、よりくのいちの魅力が光るというもの。 これ面白いんだけどさ、BLアニメとかの女の子って結構かわいかったりするんだよな。テニプリでも弱虫ペダルでも、イナズマイレブンとか笑 BLアニメは言い過ぎだけどな。そっちにも色気出してるって意味でね。
![]()
(なんだこいつら・・・part2)
ともかく男ばっかだからこそ女の希少価値ってのが出るんだと。そういう飢えを理解させてくれる。 昔くのいちの出る回ばっか録画してたことがあったけど、やっぱ登場がレアな分、気合入ってんだよな。 メイン3人だけの話は完全お仕着せの仕事なんだけど、くのいちと先輩キャラとかの話は気合入ってる笑 で、第一シリーズはともかく登場頻度が高くてキャラクターのドラマも新鮮に展開するんで飽きない。 中でも14話は作画の良さにしろ話の展開にしろ楽しい。トモミの親が来て坊主と結婚しろと。で当然断るトモミだが、神様がそうお告げしたからだと。で乱太郎をボーイフレンドに立てて断ろうとして色々探ったら、その坊主は顔見知りのお婆さんの旦那でそれを密告して、お婆さんが坊主を追いかけまわして、完。 でその坊主は何だったかというと、最近トモミの様子がおかしいからと言って学園長が坊主に一対一で悩みを聞いてやるよう(えらく遠回しに) 策を練ったということだった。結局トモミの悩みは便秘だったんだけどね。
冒頭のくのいち教室からの忍たま襲撃、でトモミ衝撃&落ち込み・慰め、
![]()
神様坊主のコミカルさ、でオチ・・・と 古典的だろうが作画のエネルギーとの相乗効果がイイ感じだ。くのいちもいいし、ボコられる忍たまもかわいい。 トモミとユキは普遍的な可愛さがある。 で最初の頃は組み合わせがトモミと乱太郎、ユキときり丸なんだよな。まあ現行のしっかり者のトモミと守銭奴きり丸、ほのぼの乱太郎と奔放なユキの組み合わせの方がしっくりくるけどね。 ビジュアルはいいし、胸がデカいしね。言うことなし。
トモミは声優の江森浩子の代表作。ユキは最初国府田マリ子だったのが途中で丹下桜に。何があったのか。でおしげちゃんはコロコロしてていいね。初期だからちゃんと楽しんで描かれてるよ。今はお仕着せなのかとか思っちゃうけど。 まあ美人とかイケメンとかの方が気合入るわな今のアニメーターとか。声はむたあきこ。これまた代表作。 これで知ってコミックパーティーの芳賀玲子行けばぶっ飛ぶぜ。![]()
キャラソンが4曲もあって多いんだよな。続・忍たまファミリー大集合 ベストセレクションに入ってるけど、いいよ。全編恋の歌。
そう、恋の歌。くのいちがどうとか一切ない。ここにきてくのいちって何なのッて話なんだ。 まあ忍たまたちがメインであって、くのいちはおまけみたいな本編なんだが、ここに本当の忍者どうこうって問題があるんだよな。
(顧客満足度100)
本来忍者なんてのはいないと思うんだよな。創作で作ったか、ちょっとした諜報機関を過大評価して描いたかのどっちかだと思うんだけど、 もしあったとしても、それはソルジャー養成所みたいなもんでね。創作とかにある孤児を集めてアサシンに育てるみたいな笑 ヤバい組織だぜ。くのいちも本当にあるならもう体使ってセックスとかの話になるんだよな、有力者に取り入って内部から破壊するみたいな。 でもそんなことギャグ漫画でやるはずないし、意味ないしな。だったらば殺しと性を抜いては、ゲームでしかない。(ゲームを楽しむ山田) そう、忍者は殺しの軍団という感じでなくて曲芸集団だし、くのいちは習い事レベル笑。命がけとかないもん。みんな遊びの中で楽しんでるんだな。敵もギャグだし。
![]()
その中でもくのいちは本当・・・勉強してお花生けて歌うたってスポーツ・・・良妻賢母養成所じゃねーか! まあ変装とかもあるけどな。でも曲芸的な場所ではないよな。スパルタとかもないし。
くのいち教室は向学心ある令嬢の習い事施設です。彼女たちは一年は組の忍たまをいじめてサディスティックな笑みを浮かべています・・・。初期映画(カメオ出演レベル)15周年20周年どんどんムチムチ体型へ。男ばっか出てる状況を相殺するために女も上げ底なのか。![]()
![]()
俺の知ってる忍たまはなー、メイン3人とくのいち3人とヘムヘムと土井先生と山田先生と食堂のおばちゃんと 山本シナ先生と学園長・・・なんだよなー。特にCDとかにあったメイン3人とくのいち3人、あとへむへむ、ってのがよかったな。朴訥でな。今はもう同タイトルの別もんだ。 国民的アニメってそういうもんだ。![]()