新記事



考えうる中で最高傑作 
ななこsos
 

           青春アニメとして観ていた。アニメ版「うる星やつら」がエロを抜いたら きっと「ななこ」そのものだったに違いない! 間違いなく「第一級」の名作である。 夏に観たのが良かったのか。はたまた1人で観たのが良かったのか。 ともかく集団でわいわい観る作品ではない。1人でこっそりと・・・ 唐突に現れた少女が唐突に去っていく、、、そんな最終回の寂しさは尋常でなかった! ともかくこんなおもしろいアニメは そうそうお目にかかれないのである。 イメージ曲 マーマレードの朝(雅俊)


一体どんなアニメなのだろーか

 
nanako2


  上に書いた様にさ、複数人でワイワイワイワイ観るよーな最近の作品とは もーね、一線を画していますよ。意外にもさあ「ツマらん」という人間は1人で コソコソ物事を楽しむ事を知らぬ人間であろう。もしくはセンス欠落症だな。 もしくはね、本作は人間のドラマなんですよ。だからノレなかったヤツは人間欠落症とも言える。 展開としては、当時アニメーション界の風景を間近に描いたものであるから しょっちゅうメカや不条理、わけわからんノリとか、寒いネタとか、ロリコンとか、そーゆーの そう、上に書いたように「うる星やつら」ですよ。ただしうる星やつらからエロとか いかにもなオタク向け要素を切り離したのがアニメ版「ななこsos」なのだ。 うる星のイカ臭い、または青臭い部分を、ただ「ギャグ」と「愛嬌」でぶち抜いた 全年齢対象アニメ。それが「ななこsos」だったのである。 ハマる人間はとことんハマる。 少なくとも39話もやってたんだから。人気はあった(ハズ)。ちなみに第1話の視聴率は8.3。 原作から入った人間には不満が出るかもしれないね。 原作がマイナー誌でニッチネタをやっていても アニメでやるなら幅広〜い年齢層向けのマイルド作品になってしまうのは当然。 逆にアニメから原作なんてのも苦しいかもしれない。 しかしねえ、おおらかで、心に広い視野を持つ人間ならば つまりそのー内面に宇宙的な広がりのある「21世紀小宇宙(コスモ)」を持つならばね きっと盛り上がることが出来る!(ハズ)だから、どっちも制覇しようね。 少なくとも本作を批判する人間とは仲良くなれないね。 作者は仕方ないとして、単行本に批判というか愚痴を書き下ろしたアイツ。 何様だオイ、到底許せるものではないなあ。本当に誰だよ。 人民法廷を開いて処罰を決しなければいけませんぞ、コレは・・・。 こういう寒いノリも愛さなきゃいけないんだ、箸が転んでも笑え!!

  でもさ・・・理屈抜きで、ともかくおもしろいんだよなあアニメ版「な・な・こ」。 83年の時点で日本のギャグアニメ界は頂点を迎えていたことが観るだけで ようく分かるね! きんぎょ注意報、言っちゃえばうる星もチョットクドイんだよ。 全話を終始ニコヤカにニヤニヤ。「大笑いも込み」で明るく観れたのは本作の徳でしょーね! 吾妻の申し子たちが「ポロン」から引き継いだセンスあるギャグとコミカル感と「愛嬌」。 批判も多いアニメななこだけど その完成度は何か奇跡を感じさせるね。 1983年。このクオリティは相当なモンだと 思っている。 ななこが結局超能力を失くし、急場現れた姉に連れられ アッサリ皆の前から姿を消すという最終回は まさに青春の終焉を感じさせる、そんな原作にはない寂しいエモーションは 声優・木藤玲子が本作終了と同時期に東京を去った事も大いに関係している。 もはやななこ=木藤玲子という図式が瞬間成立する程のハマリ具合だったからか マジで木藤玲子が去る、ななこも去る、アニメ終わる、吾妻失踪、もーね悲しいってハナシよ。 ア、吾妻はいらねえな 少なくともアニメの神様に愛された作品である事に 疑いの余地はないね。 木藤玲子の例をとって見ても、そんな完璧な布陣の声優達が楽しみながら 演技収録していたに違いないと思わせる明るいムード。 ワイワイしたムード、つまりお祭り感をテレビ越しに体感できちゃう事も並でない。 そういう熱気と木藤ななこの一体感感覚もあり青春もあり 大体からして高橋みゆきの主題歌、ソングからして最高なのにBGMも優れている。 「大都会」とかすっごい開放感ある。 作画も美少女ギャグとしてはフツーにイイ。 イイ時もあるし悪い時もある。そんなモン イイ時はヒジョーにヨロシクやっているので作画面も安心。 愛嬌なんだよつまり。ミンキーモモもポロンもガンモも、 じぇーんぶ愛嬌のアニメなのだ。だから、逆に作画が悪い方が オタク臭くない愛嬌を感じるね。勿論作画がイイに越したことはないんだけど。 ただただななこsosの作画は全39話ともに最高傑作なんだな。 それで、ああ、長万部以外全員おもしろく愉快で、女性キャラも明るく可愛いの揃いってさあ。 もうケチのつけどころがない。ケチをつけるやつはもう『バカ』だな。頭が完全にリアリズムに毒されておる! 頭パカパカだな、つまりはバカなのさ・・・本当に。こういうのを嫌うというか、おもしろくないって言うやつが 今の業界を支えているワケですよ。 現在(いま)のエンタメ業界に全体的な「素朴さ」なり「愛嬌」なり コレが不足している理由がハッキリしたね。




  そしてなによりアニメ版 ななこ の 愛嬌!! 最高です!ともかく捨て犬です。クゥーンクゥーンとは言わないけども その目、媚びたようななんというか、四谷に対して「捨てないで捨てないで」と 必死に頑張るななこの健気なムードがたまらなく愛しい・・・泣いたらあかん〜切なくなるだけ〜 二次創作なんかではね、ななこが四谷に「ななこを捨てないでください・・・ななこを愛してください・・・」 「うるさいっ、ななこ〜オマエは四谷様の世界制服実現の為、馬車馬のよーに働くのだ〜!」ピシッ ピシッ 「ああ〜んっ」「オイ四谷いいかげんにしろよな」「オ、飯田橋いいところにきた、ちょっと肩を・・・」「俺は小間使いか!」 みたいな、そういう健気さにキュンとくるシークエンスを望みたいね。ホーミタイ!! 素朴なのか優等生なのか美人なのかようく分かりませんが まあ村一番の人気者みたいな感じですか?ななこって記憶喪失しているからなのか ともかく浮世離れしていますね、そういう神のムードが四谷以下を惑わせるのか・・・ だから最終回の飛行機での彼女の顔が、本当のななこなんですね。 本当のななこはどんな性格なんでしょう、おそらくかつての おバカ、アーパー、優等生ギャルではないのでしょう、ただフツーの女の子なんでしょう。 ここにミンキーモモと通じるところがありますね。かつての、我々の愛したななこはもういない・・・と。 それを考えてもやはり本作は青春なのです。 一過性の「アイドル」を振りまく記憶喪失の女神にイカれちまった男たち。その青春。 そして女神を失った後の荒廃した青春・・・それも含めて全部「青春」なのだ。 そしてホーミタイ!青春はいつでも一人よがりです。最終回のち みんな自分自身を苦い感傷と共に抱きしめていたに違いありません。 ああ、ななこsosに浄化される・・・ そんな神がかり的なアニメ。ななこsosが一番手です!愛してます!!死ぬときも「ななこ」です!!!



統一教会に入信したななこ




流通ソフトについて

 

 

過去にセレクションVHS(廃盤)として全3巻だけ販売されてから 約20年経って2003年に全話収録のDVD-BOXが販売。 その後10年経ち、デジタルリマスター仕様のDVD-BOX(想い出のアニメライブラリー)販売。


 

VHS 

   良い点  VHSジャケットは書き下ろし。雰囲気がある 

   悪い点  現在廃盤、オークション等でしか見つからない。全話収録じゃない。



 

初版DVD

良い点  全話収録。BOXは書き下ろし。特典にななこ着せかえセット。  

               悪い点  特典映像、ブックレット等なし。 





 

デジDVD

良い点  BOXジャケットは版権絵から(デザイングー)。安価で購入できる。解説書、企画書(レア)付き。

   悪い点  DVD1枚に8話収録であるから画質、音質共悪い。   



  VHSは除外するとして クオリティ重視で購入するなら間違いなく初版DVD。 値段はデジDVDの方が安いがその分、クオリティが低い。 初版は1枚に4話収録であり、画質、音質共十分な出来。 デジDVDは特にDISC1がひどいクオリティで、特に2話の画質 あと6話冒頭の音質はたまったものではない。全体的に圧縮ノイズがひどいのだ。 色合い自体も薄色だったのをTVの映像設定で無理矢理濃くした様なものなので (だからノイズが出る)自然な色合いな初版DVDと比べ再現度も劣る。 しかしね「17話」。 コレはデジタル修正なくそのまま収録している様なので ノイズもなく39話中一番すっきりとした画質となっている。(色合いが何かLDぽい) 初版DVDとはマスターを異にしている様である。 もしかするとTV放送用のマスターか?そんなモン残ってたんですか!? まあ他にも、アニメ制作にあたっての企画書や オリジナルの解説書など初版にはなかった特典がついているので デジDVDを購入するのも忘れないように。   ともかくハマるにハマッた人は両方買うべきである。ジョーダンでなく本気(マジ)で


「比較したよ」 nanako1
初版DVD版。色もフィルムノイズも落ち着いており、大分ソフトな印象。 一番画質が良い。 nanakod
デジDVD版。細いが黒帯がついており、画面ぎりぎりまで収録されている。 間違いなく初版DVDより0.1cmほど情報量が多い。 初版DVD観た後だと色合いが厳しい(スカーフとか)。 結構シャープ(悪いデジ修正)。 大画面で見るとノイズが目立ち苦しい。 nanako3
例の17話。  くすんだ色合いで画面も大分切られているが、個人的にはうれしい。 この話だけはデジDVDで視聴している。つまりは雰囲気。 nanakoz
VHS「MY LOVERYななこ」でのOPである。 画面も切られており色はくすんでいるが、 当時の雰囲気がこれ以上ないと言うほど出ているのだ。 後音質も当時のテープの劣化具合からか、非常にクリア。DVDより良いんじゃないすか。

 

  VHSのラスト、EDに合わせてななこの姿が次々と出てくる、 これまた「泣かせる」編集がされている。部分部分で本EDが出てくる。 驚いたのはEDがノンテロップだった事である。 海外版のななこはOPもEDもノンテロップである事だから フィルムが存在している事は分かっていましたけどね あるならDVD特典とかで入れてくれよ。いずれ出るBDを、いや BD飛び越え4K-UHDで待ってるぜ!!


nanakoy

恋愛事情

 

  結局本編で一番気になったのはななこの記憶や、何故超能力を得たのかではなく 各人の恋愛事情だった。 誰が誰を好きか、経緯、結果。 作中分かる範囲で推測、結論を出したものである。 が あくまで一ファンとしての独自な解釈である。見るべきものがある。


恋愛事情へ

ちょっと絵本ななこ と 雑誌特集

フォーエバーななこ な 設定集

フォーエバーななこ!! ななこSOS! ななこSOS!! 戻る inserted by FC2 system