こいこい7
              2005年    

こいこい7


もりしげという漫画家原作の超ヘナヘナアニメ。 2005年の作品。翌年にはハルヒ。同年にはAIR。にも関わらずこの簡素な作画。 2001年とかのレベル・・・いや、2001年でももっと上あったような・・・。   こいこい7という機械人間6人集が何の魅力もないデク主人公を守ったり好意を寄せたり サービスシーン見せたり、そんなヘナヘナなノリが徐々に(世界観的には)シリアスに向かい 最後には世界の謎、主人公の心臓に核があり、死んだり、全てを巻き込んでの殺伐としたオチに収束するという 当時流行のセカイ的な『漫画』、を原作としたアニメ本編にはシリアスもクソもなく パロディに下品なエロ、軽薄に次ぐ軽薄という、こりゃまいったわい、なノー天気精神しかない・・・もう、百万ボルトですよ。


2話目で早速コレ    
最初インターネットでオープニングだけ見たんですよ・・・イチコロでしたね。 ああいう絵の作品、ガールズブラボーみたいな男役分散型ではないシンプルな設定、 そして道徳もクソも、アニメーション界進歩の捨石にもならない「何もない」ところにイカれましたね。


       
ないんです。メッセージもなにも、なんにもない。ゼロですよ。大いなるゼロ。ここがミソですな、大いなるゼロ。 もうね、ああいうアニメ(距離とる)を待ってましたよ、どうしようもない程ひどいんだが、そこですな。


   
主人公のメガネ。何にもしない。何もしなくとも女の子がサービスする。女子しかいない学校に転校。 イデオロギーもなにもない深夜アニメなクソ都合のいい世界。心配したりするだけで好意を寄せられる。 命令だけでもイイ印象を持たれる。この作品を象徴する何もない主人公。


      (一瞬主人公っぽくなる) 飛鳥ヤヨイ   この手のアニメにありがちな、天然でピンク髪のおバカヒロイン。 語尾が「ですぅ〜」。そういう個性の粋とも言えるキャラ・・・本作を代表する中身のなさ、無個性という個性。     一方的に主人公に好意を寄せ、アニメ版ではその心中すら分からず ただ動機も何もない積極的ヒロインとしての役割を全うする。   (素) 風祭サクヤ   ヤンキーキャラ。スタイルは並。 見た目そのままの声とキャラクターで、特に目立ったエピソードはない。ヒューマン担当。 アニメーターの話で主演する。サービス要員というワケではない。魅力はない。 月読ミヤビ     クールキャラ。ヒムヒムという「ポケモンのメタモン」みたいなのが真の姿。 原作ほどのドラマもなく、淡々と個性なく終わった感じがする。声はいい。   鈴鹿アキヲ   熱血キャラ。一番人気。戦隊物が好きというフツーの個性にストレートに決めるルックス 原作ではメインヒロイン辺りにまで上りつめたぐらいにキャラクターとしては有能。         ということで本作で一位二位を争う人気キャラとなった。語尾が「〜っす」 猪飼ヒフミ     田舎娘。語尾に「だべ」が付く緑髪の女の子。 アキヲとは幼馴染でドラマも多く、ルックスもこれまたストレートに決めているため、人気だった。     (頭もいい 声がこやまきみこ) 蝶野オトメ   ロボット娘。ビジュアルが一番チープ。 これまたドラマ性なく、ほとんど個性が活かされずに終わった。     アスカヤヨイ   声が人気絶頂期の水木奈々。銀髪に黒の制服、眼帯をつけたクールな刺客。こいこい7を抑えて人気ナンバー1. ルックスがかなりイイ。   途中で改心して以降は幼児化して主人公をお兄ちゃんと呼ぶようになった。   どう考えても悪役時代の方がカワイイ・・・魅力的ですね。   水樹奈々と言えばフェイトですけどフェイトも第一期の悪童期が一番魅力的でした。安易なデレはよくないのだ。   (史上最低のキスシーン)     東和野ミヤ   学校の支配者。原作ではどんどん前髪が後退していたが、アニメではそういう設定はない。 無個性かつステレオなキャラが多い中、色々と騒がしいキャラクター。レズビアン。   サービスシーンもなく、3枚目として頑張っていた。 屁糞蔓の君   ミヤの参謀。お蝶婦人みたいなルックス。これまたサービスシーンもなく色々3枚目に徹していた。   本作の低俗なサービスシーンを一手に引き受けるのがこの3人。ミヤの部下         飯田橋和子(ツンケン ツインテール)   水道橋洋子(お嬢様系 ロール)   浅草橋中子(中国娘 ツインテール)      
彼女等が「おっぱい」連呼だのソーププレイだの無茶苦茶やらされて羞恥に悶えるシーンが 本作の見所なのかも。容赦はない。悲惨。11話が一番まともな出番。全員カワイイのが救い。


  レズカップル   山田イスズ 佐藤スバル 最初はまともだったのが、眼鏡山田が迫って  
徐々にレズ化していき、最後には狂ったカップルに。 原作ではナイスバディの佐藤が主役に好意を持っていたものの、アニメではそういうのはなく ただ終盤に2人、主役を裸で籠絡する程度。サービス要員。佐藤がいい。


    アニメ製作の話が最もマトモ。    
5話が最もサービスショットの多い話となっている。 タイトルが「豪華絢爛爆乳大会 お台場の空をつらぬいてです?」という珍妙なもの。 主役をゲットしたら優勝という「ワケがわかんねーゾ」的な勢いで爆乳生徒たちがプールに水着で踊り入る。


   
最後には例の3人が裸で主役にソープしたりと、視聴者層的に女は眼中になかった事が分かる。 そういう80年代90年代の深夜番組なノリが本作を包んでいる。 最終話はもはや伝説で、終始登場人物が全裸で駆け抜けるという感じ。 もう起承転結もドラマ性もなく、勢いだけで底辺に落ち込んだといった凄まじい道徳性。


   
チャンピオンREDの若きホープとして祭り上げられていたもりしげの 「花右京メイド隊」に次ぐ作品として、漫画は勿論、アニメも謎の大プッシュぶりで 原作には初回限定でグッズをつけたり、DVDにもミニCDだのインタビュー映像だの。 というか、本作のへなちょこぶりを見ていると、何でドラマCDが十巻以上あるのかとか 何で一人3曲ぐらいキャラソンがあるの、とか・・・「理解不能☆意味不明」といったところである。   結局本作はヒットしたのかコケたのか分からないんだけど、少なくともアニメの評判はよろしくないでしょーな。


 

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