Humpty Dumpty sat on a wall,
Humpty Dumpty had a great fall.
All the king's horses and all the king's men
Couldn't put Humpty together again.
 
                     
涙を誘う
〜ハンプティダンプティ〜
                

ハンプティダンプティとは



マザー・グースかアリスか、変なおっさんの顔と愛らしい歌で その存在を知った人間は多いだろう。 ともかく卵の擬人化とでも言おうか、強烈な個性である。 そんなハンプティダンプティは 落ちて死ぬ。


呆気ない生と死



1946年。伝説のアニメーター、ハリーハウゼンがおよそ2分間の映像で ハンプティダンプティの壮絶な人生を語った。 以下はその全貌である。 カゴに入っている2つの卵。 1つが転がるように出て  
顔がつき  
胴がつき  
手足が生え  
ワァーオ  
どんなに嬉しかったか。 見えなかった目が見えたとか 歩けるようになったとか、立てるようになったとか 走り回りたい。 この世の全てに好奇心を抱く愛されるべき新生児である。  
少々挑発的な顔で我々を見つめるダンプ君。 梯子をかけ、上に登ろうとしている。 中学生、高校生が親に隠れて煙草を吸うかのようである。  
しかし表情はあどけない。 先ほどの裏のありそうな笑みとは違い 澄んでいる。  
綱渡りの様に細い道を歩こうとするダンプ君  
慎重に慎重に・・・ しかしその表情に恐れは全く感じられない。 神様が手足まで付けてくださった自分は何て幸運なんだ! 後の心配なんてしないぞ、今を楽しむんだ!  
ようやく端までたどり着けたダンプ君。 座るダンプ君。 この表情、右上から注がれる光、雲。 自身の未来を語っているかのようである。  
何の気なしに、はしゃぐダンプ君。  
しかしバランスを崩し・・・  
兵士達もバラバラの欠片を元に戻す事は出来なかったのである。 ダンプ君の人生は、全く持って、例えば中絶とか幼児虐待とか 現在我々が直面する社会問題そのものである(違うか)


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