羽佐間道夫の何がいいって、フィーリングがずっと新しいんですよ。
昔からそう。だから安心する。半世紀ずっとナチュラルに新しい。
偏屈でも気難しくなく、ずーっと優しさに溢れてるんですよ。
演技もいいね。2枚目3枚目、なんでもできる。それにフィーリングがずっと新しいもんだから
ゲームのナレーションなんて、気持ちいいね。聞いていて。マリオのCMによく出てたけど、いいですね。
ガキの使いのナレーションとかでも面白いしね。ずっと面白い人ですよ。
後継者とされる山寺宏一は残念ながら劣化版なんですよ。3枚目は最高だけど、2枚目になると山寺宏一が出てくる。
貫禄がないんですよ。羽佐間道夫はあの世代特有の戦争経験とかありますからね。
いつもヘラヘラしてるようで、胸中一物抱えてたりすんだよね。なんか底なしですよね。
山寺宏一ってのはあれですよ。近所のおもしろい兄ちゃんって感じ。
だから現代の作品や3枚目の役には合うんですよ。で、それが最高。
しかし格式ある作品になると、いくら山寺でも厳しい。どうしても山寺というカラーが邪魔をするんです。
羽佐間道夫がすごいのは無個性なところなんですよ。色がない。無色透明でずっとやっている。これはすごい。
だから邪魔にならない。山寺宏一では「山ちゃん」が邪魔になる。
羽佐間道夫の七色の声は、個性どうこうではなく、自然に七色になるんです。これはね無形文化財にするべきだと思う。本当。
ある意味で羽佐間道夫の後継者は「金内吉男」だったのかもしれない。早逝したのが残念だけど
60年代からずっとフィーリングが新しかった。色っぽい声だから無個性というワケにはいかないけれど
そのまんまの声(気張らずに)で2枚目も3枚目もフツーの役も出来るってのは、まさしく自然な七色と言える。
羽佐間道夫を知ったのはスターウォーズのドゥークーからです。
「この時を楽しみにしていた・・・!」みたいな台詞あるじゃないですか。格好いいし。ドゥークー自体格好いいし。
何より90年代以降出てきた声優が多い中で、一人台詞の発し方とかに貫禄が出てましたからね。
声優名調べたら、そら格好いい名前ですよ、なんか興味湧きますよね。
それで昔の映画とか見るようになったらミッチーがいっぱい出てんだよね。
遠すぎた橋のエドワードフォックスとか、ディアハンターのウォーケンとか、ベンハーのボイドとか
ブルーマックスのジェレミーとか、救命艇とか、ザッツエンターテイメントとかね。
アニメだったらグローバル艦長とか。
現在ソフトに収録されている吹き替えならジャイアンツのロックハドソンは完璧でしたね。
そのまんまストレートにロックハドソンですよ。すごいよな。
羽佐間道夫が死んだらかなりショックですね。長生きしてほしいですよ。
ああいう飄々としたフィーリングは珍しいですよ。昔からプレイボーイで、3枚目。最高ですね。
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