ロボット美人 
〜エプシロン〜
                

エプシロンとは

鉄腕アトムシリーズでプルートゥと戦い 敗北するロボット、それがエプシロンである。 今回のエプシロンはアニメ3期目の これまでは男だったのが 急に女性になってしまったロボットの名称である。   環境観測員。 ショートボブでレオタードのグリーンエンジェル。 羽が背中のポッチから出て、飛べる。   赤い額当てみたいなモノには様々な機能があり そこからレーザーが出て環境を観測したり 光子砲を撃ったり出来る。   そして胸の赤いポッチから 赤い結晶を取り出し?ビット攻撃(みたいなの)が出来る。  

非戦闘員と自ら公言しているが 上記に書いたように様々なウェポンを装備し それらのパワーは絶大、スゴイのである。 超☆美少女ロボットとなったエプシロンだが ゲゲゲの鬼太郎5期でも猫娘が異常に美少女となったのを鑑みると 「古典となった漫画のキャラクターの現代化」を いち早く達成できたパイオニアと賞賛したいね。 はい。

公式アトムの紹介文

美しい海やそれを取り巻く全ての自然を守る為に 自然を調査する能力を持ち、心から自然を愛する女性型ロボット環境観測員。 あらゆるデータを解析し、予測する能力で相手の行動パターンを分析したり 気象センサーにより自然環境の変化を正確に予測することができるんだ。


その魅力

まずロボットなのかを疑いたいルックス。 アトム世界の、つまり手塚のロボワールドの設定は彼女には適応されない。 だって手塚のデザインじゃないし。 だから手塚の世界観で考えると 彼女は全く浮いている。  

ロボットにサラサラの髪の毛、まつげ、人間同様の顔、レオタード。 オーバーテクノロジー間違いない。 誰が彼女を作ったのかわからないし そもそも環境観測官を任せるのに何の目的で あんなリアルな人型ロボ(美少女)を作ったのか。 なぞは深まるばかり・・・いや、これが魅力なのですゾ! そうだ 本当の美少女キャラは謎が多い事 すなわち「底なし」が鉄則である。 エプシロンと同類のキャラと言えばシーラさんかナウシカになるが まず、どっちも王家のお姫様である。 彼女たち王家のお姫様の共通点とは 抜群の知能と、物腰穏やかだが やる時には全力で戦う胆力。そして冷静さ。 エプシロンもまず こういう雰囲気を持っている。 そして 底なしといったが、彼女たちは自分のプライベート 私情を我々にグダグダ伝えるようなことはしない。 つまり「真意が読めない」。 これが底なしの魅力だ!! シーラさんは出番少ない中 女王としての立場以外はほとんどみせぬ。 ショウとの恋愛もあるのかないのか明言されず 彼女からのハッキリしたアプローチもないのだ。 ナウシカもそう。 結局日常系でもなければ 大変な事態へのやりとりや感情しか描かれず。 そう、地が語られない、教えてくれない彼女たち。 星猫の3人もそんな感じでガス。

これこそリアリティある美少女の雰囲気である。 エプシロンも終始「環境を守りたい」以外は何も話さず。 40話でベスト・ロボットに選ばれた感想を キャスターから求められた彼女だが 直後に事件が起こり結局彼女は言葉発さず。 パーティー会場でも環境が心配というセリフと 事件発生時の、事態に対する言葉のみ。 ここから分かることといえば 真面目、クソ真面目、度を越した真面目 というプラスにしかならない性格のみである。 そして、こういう底なしの人間味(見えない心)が 無限の可能性を彼女たちに与える。

知性を前提に強力なリーダーシップ。 だから浮かれることはなく(ハメを外さず) ペラペラと自らの心情や想いを語る事はない。 +真面目な美少女。 最近の薄っぺらい障子キャラクターとは違って こういう深い人間味のある、つまりは リアリティある「真の美少女の性格」な防弾ガラスエプシロン。 透明感あるその表情―― 「私の心を読めるかしら?」と


ee e 永遠掴むことの出来ない美 みたいなのが これらにはある。 ・・・・・・ 穏やかな雰囲気だがプルートゥとの戦いで 弱点見破ったりの言葉を受けての表情がコレ   全くすばらしい。ちょっと気の強さが出ている。 セリフもかなりイラついたモノで、はい。 「ッ!(願望)いい加減なことを・・・!」 これは地だろうが、レオタードを着ながらの表情と考えるとウン。 「とんでもない」。 ちなみにGBAで「おだまりなさい」 というセリフをはいたエプシロン。 これもナウシカが死に急ぐ爺にキレた際や シーラが最終回とかで鉄の女と化したのと同様 気の強さが出ている。   これはね、やっぱり王家の貫禄ですわ。 こんな王家のお姫様な雰囲気だからか OPにあった全快スマイルは本編にはない。 (ハメを外さない)   ニコヤカに微笑むのみ。 何故か思いきり笑わない彼女の心はたいそう魅惑的 つまりは「軽い女じゃない」。   あと シーラさんの名前を散々出したけど   この服、どう考えてもバイストンウェル。   このキョトン顔の彼女のフォームも羽も チャム・ファウか?バイストンウェルの妖精。 作画面で言えば「着脱衣」の項にも書いたが 40話の彼女がキャラデザ通りなのである。 ささやかな手塚タッチを残された彼女、決して作画は悪くない。     そうだ、おかしいのは17・18話の彼女である。 世界観から浮きに浮きすぎている。   ただ美少女力、王家のお姫様感で言えば 断然17・18話のエプシロンということになる。   このカットとか結構今風。 プリキュアみたいな。 で 狙い通りに狙われているキャラクターであるから 股間部めがけてドリルとか、結構きわどい。   艶やかなエプシロン、普通のエプシロン その2つの側面が真の美少女の性格を伴って出てくるという人生賛歌よ。

年齢・身長



まず年齢。 これは上記に書いた性格や内面も含めて考えるが 彼女は18〜25という感じがする。それ以下はありえない。 エプシロンは大学生のイメージ、それに理系だ。 環境観測員だし。 しかも院に入って研究をしているイメージだから ああ、やっぱり22以上かな。 ただ日本ではなく海外のソレだ。 だから23、4歳もしくは飛び級19歳の才女? ハイ 続いて身長!これ大事よ。 おそらく170cm前後だと推測される。


アトムと並ぶ場面   アトムが135cmとしたらエプシロンは160以上に違いない。 そしてこのキャスターや観測員たちの並び。   もしエプシロンが160台ならば隣の男は170ギリギリぐらいになってしまう。 外人メインの本作でそれは背が低すぎる。 その隣の男でさえ180ぐらいになるし。 だがエプシロンが170cmであれば、隣は180、その隣は190. 至極普通。キャスターも175ぐらいになる。   ワールドマーケット志向で考えて 彼女の身長は170ある、これは願望かもね。 この画像では身長差がありすぎるね   アトムと比べるとエプシロンは2mを越える。 40話での身長で測るべきだ。 ただ、いや本当にね 手塚ワールドでは浮いてるエプシロン。 場違いすぎて笑いますよ。

着脱衣



これは気になった。 彼女のアーマーは服装でなくて、アトムのパンツや腹巻(笑)の様に それがくっついたままでの完成品みたいに思っていた。 ・・・まず作画面の話をすると キャラデザ通りに作っていたのは40話だけであり 17話、18話の彼女はまあ別人なのだ。 e 全体作画が良すぎる本作だが、裏目に出たか? OPの彼女と違いすぎる人間「エプシロン」が誕生した。


さて17、18のみの彼女の個性として   「鎖骨」 これだ。40話ではない、キャラデザ通りでない部分。 まずレオタードとの一体化型ロボなら わざわざ鎖骨入れるか? さらに凹凸部、つまりは谷間だ。   40話では切り込みの様に見えるが 18話を観るとバッチリ谷間になっている。  

しかも彼女の動き様によって 谷間のありなしがあり まるで本物の胸があるように見える。 へその部分でも影が出来たりと 間違いないですね、これ間違いないです。 彼女は限りなく、手塚世界に縛られずに 自由なデザインをされたキャラなので 全くロボット原則は適応されないのである 二重、眉毛、艶かしい唇、人間ばりの精巧ボディ。 しかし耳がない。


 

身体的にも顔でもリアルを追求したロボなのに アトムにもついてる耳がないのは まさに最低限のロボット要素を残されたとも言える。 脱線したが、ともかく彼女はアーマーを脱ぎ レオタードを、タイツを脱げる可能性が出てきた。 だってその下があるし。 さて彼女の脇のリアル感も 身体のしならせよう(やわらかさ)も越えて


  この画像、彼女の股間部の影。

下品かもしれないが これは間違いなく陰裂部の影ではないのか!? オイオイオイ、これは大発見。 間違いなく彼女のレオタード、次いでタイツは着脱(キャストオフ)可能です。 さあ大変だ 彼女は任務が終わるとどこで過ごしているのだろう。 家とかあるのかな。 そこで服を脱いでお風呂入ったりとか 普通に布団で寝ている、そんな可能性が出てきた!   この意図的な官能場面も、まるで彼女の脚の関節部と レオタード部分が接着されていない 分離されている状態での動きというのが理解できるはずだ。


額あても眉毛が隠れたり出たりだから くっついたものではなく着脱出来るものだろう。 (額当てのこめかみにかかる長さもちょこちょこ変わる) (実は耳があるが額当てに隠されて・・・なワケないか)

無限の可能性、美少女、底なしの魅力。 ただ彼女の「服」は普通の服ではなく 防御性に特化したすんごい硬い素材で出来ている。 プルートゥの攻撃にも破れる事はなかったし 40話でも、隕石群によりアトムが着ていた服は 燃え尽きてしまったが 彼女の服は一切燃えず、さらには髪も。 生半端なコトでは彼女の服は破れない! なるほど お堅い女性エプシロンというワケだ。


 

ロボットとして



彼女はロボットであるがリアル美少女型なので 完全に手塚ワールドから浮いている。 これは上記書いたとおりだが だからこそ「ロボットと人間」 この対比が予期せぬ形で浮き彫りになる。


ロボットベストイヤーに選ばれ表彰台に立つ彼女。   隣の女ロボが出来損ないに見えるほどの美貌だが エプシロンは、そうロボットである。 表彰台の5つのロボットとそれを見つめる多数の人間。   これを観て、私は過去に聞いた話を思い出した。

小学校のとき、普通学級で普通に遊んでいたヤツが 中学になって軽度の知的障害か何かを発見され 特別支援学級に入ることになったという話である。 普通だったハズの「ヤツ」が 障害のある人たちと一緒に過ごしている・・・ 当時はショックだったという話だ。 なるほど中学でも普通そうな容姿のヤツが その学級に入っているのを見て驚いたことがあるが まさしくエプシロンと人間たちの対比は そのショッキングを表現したものだ。 17・18話ではロボットやイルカとのやりとりしかなかったので 人間との対比はなかったが 40話での人間メインのやりとりから 我々は エプシロンの立ち位置を知ることになったのだ。 事件が終わった後の「ロボットたちに拍手を」で 多数の人間に囲まれ笑顔のエプシロン。 これはエプシロンのロボット感を客観的に強める場面だ。 彼女は人間ではない。例え限りなく人間に近くとも。 そういう立ち位置を意識した瞬間である。




彼女の真意が読めないと書いたが そうロボットベストイヤーに選ばれても 彼女の、それに選ばれた感想は分からなかったし アトムにパーティー楽しくないのと聞かれ 一応彼女は「いいえ」と返したが 本当のところは分からない。 きっと彼女に声をかけたのはアトムが初めてだろう。


 

一人パーティーからはずれ、こういうポジションにいても 誰も彼女に声をかけようとしなかったのではと推測される。 あのロボット何かやってるよ、みたいな。 人間とロボットの壁を感じる。 彼女があの表彰台で立っている時の表情は 何ともいえないものを感じる。


 

「ナンバー1に選ばれたい」という緊張とか 妙に可愛らしい趣も考えられるかもしれないが 「彼女が人間からの表彰を喜んでいるのか」 これが分からない。 無理やり見世物にされている感じが 彼女の人間然した容姿から、そう 上記の過去話も込みで強く印象付けられる。 彼女が喜んで参加しているのか、これが問題だ。 事件後は達成感と人間の喜び様に笑顔を見せ 表彰された時も苦笑いをアトムに見せていたが それが人間とロボットのキメラとも言える彼女の 心の底からの喜びようなのかは気になる。


  (困ったような八の字眉)

そうだエプシロンの 人間に対しての言葉、感想は一つもない。 もしや取り繕いの笑顔・・・それは言いすぎ? 以上書いたことも含めて 「彼女は余り人間(対人)に感情を置いていないのではないか」 こういう考え方もデキルワケダ。 その証拠にGBAでは彼女はロボット軍団の仲間入りをする。 人間よりロボットの方が信頼出来ると言う事だ。 彼女はアトムに言う。 「私にはあなたが理解できない」 「あなたが守ろうとしている人間に、その価値はあるの?」 「まちがっているのは、人間のほうだとは思わないの?」 で 「おだまりなさい!裏切りもの!」とくる。

そう、彼女はアトムの様に中立ではなく やはりロボット側にいるワケである。 表彰参加、これは勝手な想像だが 「まあ角を立てる理由もないし人間との交流だと思って・・・」 という大人な、無難な行動をとったまでではないのか。 積極的に人間とふれあうのではなく 消極的理由での交流だったのではないか。 彼女が愛するのは自然の仲間たちであり 人間ではないのだ、これは間違いがない。 人間嫌いとは言わないまでも 人間にはあまり関心を向けてない様に見えるエプシロン。 エプシロンが人間のような容姿をしているからこそ 見えてきた溝、これは手塚一人じゃ描けなかった問題だ。 人間型ロボットエプシロンは、人間ではないと。 いやロボットはどうあがいても人間にはなれないと。 これ妙に残酷な気持ちになるんです。 過去の話が感情を揺らして。 こんな気持ちにさせる彼女の開発者。 何故彼らは エプシロンをもっとロボット然にしなかったのか。 バカヤロー




以上のはあくまで ある角度から見た感想であって ひねくれずに見れば彼女は普通に 人間が好き、なのである。




対人関係、これは仕事以外にほぼなく 対ロボットも分からない。 ハッキリしているのは自然に対する愛情だけだが 愛、つまりは恋愛だ。 そう カップリング論が気になる。 まずアトムとの組み合わせ。 コンビ的にはありえるかもしれないがルックスは絶望的だ。 レオタード美少女とパンイチ腹巻少年の組み合わせはキツイっす。 アトラスとの組み合わせは(何故か)非常に多いが これもありえない。 ルックス、アトラスはバリバリのロボットである。 どうあがいても ロボット以外の何者にもなれない元ヤンチャ坊主が 果たしてエプシロンに相応しいかどうか。 アトムもアトラスも同様だが あの髪型(笑)でエプシロンとよろしくやるのは不可能だ。

じゃあ人間はどうか。 もし人間との愛を育めれば 彼女の少しばかりの人間不信は払拭されるかもしれぬ。 不器用なキス、甘酸っぱい青春は間違いない。 彼女は環境観測員であるが アニメでもゲームでも海の友達、魚しか描写されない。 だが緑や空も、彼女が守る大切な環境である。 地上の環境、動物。 鳥。 いんこ。 七色いんこ。 爆弾魔カトウ。 これだ!!   まずアストロボーイ世界の人間キャラにおいて ナンバー1の二枚目。 髪型もイカす。 年齢も23、4(と考えられる)の彼女と おそらくそう変わらないし 何せカトウは元科学省研究員なのである。 マッドな知性と自然を愛する知性・・・

これは完璧のカップリングとみて間違いない。 カトウが爆弾で自然を破壊。 エプシロン怒り・・・戦いのち交流。 破壊を愛する男は自然を守る立場のエプシロンの真心に触れる。 そしてカトウは悟る。 破壊じゃない、育む事こそが美しいものだと・・・。 エプシロンも人間への信頼と愛を見つける。 互いの心を救い 二人、笑顔で花の種をまく 〜FIN〜

こんなの最高じゃん


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