トラブルにはこと欠かない正義漢も、売っ子バイプレイヤー。迫力あるわネ!!!それにしても役者さんって歌手人間に比べると、同じ芸能界に生きていても、ホントに生の人間そのものの生き方をしてる人が多いのに驚いちゃうわね。いかつい顔で、これまた悪役を演ずる機会の方が多い綿引勝彦さんもその一人。なにしろ演技に対する熱意はさすがに日大芸術学部から「民芸」入りしただけあって筋金入りですよね。
「主役がワキ役のオレよりヘタだったらタダじゃおかない!!!」
って根性でやってらっしゃるそうだから、綿引さんと共演する主役さんは大変よねえ。しかも奥さまが、あの演技派女優の樫山文枝さんだからなおのこと。
しかもバカがつくほどの正直で正義漢ときてはトラブルにはこと欠かない。自分のことでもないのに、監督やプロデューサー、ディレクターを殴り投ばして、そのたびに役から降ろされ、オマンマの喰い上げという生活を続けてきた人物。
結婚したては奥様にオンブにダッコの生活ぶり。さぞや卑屈になっていたんでは・・・と思いきや、
「ちーともそんなこと感じませんよ。しょせん女は女、今は食わせてもらってるけど、どうせ立場は逆になるんだからって威張ってましたよ。そう賭けて頑張ってもきましたから」
とケロリとした返事。
いまや売れっこバイプレイヤーとして引く手あまた。
逆転したのかどうかは、歌手の私には判断しかねますけど、出演量でみればもう完全に亭主の面目を保っていますよね。
お酒はこれまた浴びるほどの口で、私との対談中も上品にチビリチビリはこちらの方。コップでグイグイとあおるんですもの。
で、彼の飲み仲間はもっぱら男同士だそうだけど、女性では奈良岡朋子さん、樋口可南子さんらがいる。
相手しだい、場所しだいで”酒"と名がつけば何でも目一杯飲むそうで、その酒豪の綿引さんが、
「もっとも酔いざめのさわやかなのは焼酎ですね」
ともおっしゃってました。
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