質問大森監督のアニメーションに対する考えをお聞きしたいんですが...「すかんぴん」と一緒にやった「うる星やつら2」の方が、僕は面白かったんです。

大森 「すかんぴんウォーク」と「うる星やつら/ビューティフルドリーマー」を一緒に見て「うる星」の方が面白かったという人は多い(笑)。頭にきて、それで見たんです。はっきり言って、実写とアニメーションは較べられるものではないと思いますね。アニメのシナリオというのは本当に自由だと思うしね。町亀の背中に乗って宇宙を飛んでいく、ああいう発想は実写では持ちようがないわけですよね。書いてもムダだと思ってるから。「うる星」は、僕も凄く面白かったんですけど「すかんぴん――」より面白いとか、そういう話じゃないのではないかと思いましたね。たまたま2本立てだったから比べられるんでしょうが。押井守さんと対談した時、彼が“アニメーションというのはとにかくテクニックを知るところから入っていかないと、どんなことができるか分らない。そのために何年もかかってしまった。と言ってました。僕はそういうアニメの世界のこと知らないから、よく分りませんが「うる星――」はアニメーションの面白さがあったと思います。例えば「風の谷のナウシカ」はいい話だし、面白かったけれど、僕なんか見てると、ハリウッドなら実写でやれるというのがあるんですね。「砂の惑星」とか、「ネバーエンディングストーリ」だとか見てると。そういう意味では、この二本を較べると「うる星」の方がアニメーションとして面白かったですね。




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