"お嫁さんになる”ことは、女の子にとって一番の憧れです。この頃の女の子がいくら強くなったと言っても、このことだけはやっぱり昔も今も変わりありません。
  いつか来るその日のために、少女たちは精いっぱい自分自身で輝こうとします。そして、自分がより美しくなれるような魔法を持ってみたいと願うのです。
  ユーミもきっと、同じような夢を持っていることでしょう。もっとも、彼女はまだ小学生。未来の自分の花嫁姿を漠然と思い描いている程度のものでしょうが・・・・・・。
  ただ、ユーミが他の女の子と違うところがひとつあります。それは、本当に魔法を持ってしまったということです。
  ユーミにも、好きな人がいます。その人の前では、今の自分の一番輝いている姿を見せていたいと思っているのです。彼女は、自分が持っている魔法をそのために使いたかったにちがいありません。
  「何という小さく、ささやかな夢だ」と人は思うかもしれませんしかし、これは人から与えられずとも、女の子が持つことのできる最大級の魔法なのです。
  そのためには、自分のことばかりを考えていてもダメです。好きな人のこと、さらには自分のまわりのすべてのことを思いやる心を持ってこそ、女の子ははしめて自分自身の魔法を持つことができるようになるのですから......。
  そのことを知ったユーミには、もう魔法を持つ必要はありません。時が来れば、きっと今よりもっとチャーミングな女の子となって私たちの目の前に現われてくれるでしょう。
  いつか素敵な花嫁となったユーミの姿を心に浮かべて・・・今はひとまずGoodLuck!

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