実在のギャングのボスたちの若き日を描く『モブスターズ/青春の群像』。ハリウッドでは、いまや花盛り、といった感のあるギャング映画のなかでも、魅力いっぱいの若手実力派アクター4人の主演作とあって、本国でも話題沸騰。今回、特別招待作品に選ばれた本作に主演する、『ヘザース』『ロビン・フッド』のクリスチャン・スレーター(ラッキー・ルチアーノ役)、「ハッピ-・トゥギャザー」のパトリック・デンプシー(マイヤー・ランスキー役)、TV界出身のリチャード・グリーコ(バグジー・シーゲル役)、『ソープディッシュ』にも出ていたコスタス・マンディラー(フランク・コステロ役)が来日、インタビューに応じてくれた。


 とにかく実在のモデルがいるということで、それぞれ自分の役の人物について、かなりのリサーチをしたという。“スタジオがいろいろ資料をくれたし、マフィアの人たちとも話をしたよ。できるだけ正確に、史実やモデルとなった人物に忠実に演じようと思ったからね”とスレーター。デンプシーは“彼らに対する理解が生まれたよ。彼らが育った環境のなかで、自分を立てる唯一の方法をとったにすぎないんだ。利用できるものを利用してビジネスしよう、ってわけさ。ハリウッドととても似ているよ”と言う。映画初出演のグリーコは“僕の役バグジーは、感情の出やすいタイプ。ランスキーから多くのことを学ぶんだ。人生について貪欲で何事をも恐れず信念に向かって立ち向かうところは共感できたよ。僕はもとフットボール・プレイヤーだったしね”。“リサーチで学んだことは多い。精神的な面から理解しようとしたんだ。実在の人物だけに最初はプレッシャーに悩まされたけど、それを乗り越えたときには楽しくやれたよ”と、マンディラー。
 同じ世代である4人は、役柄と同じく、お互いを通して学び合ったことも多かった、と口を揃える。“いいアンサンブルを生み出せたと思うよ”と、スレーター。“それぞれの役柄を尊重しながら、同じ目的に向かって協力し合えた。とてもいい経験だったな”。

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